この話の続きです↓
この職場は地獄なのかもと気がつき始めてはいましたが、はるおは自由に働いていましたし、耐えられなくなったらすぐにやめようと思いながら、引き続きたんたんと働いていたのです。
はるおは基本責任感の薄い人間でしたが、後輩に関しては自分の子分という意識はありました。
それに、後輩がやめて新しい人が参加してくるのも望んでいなかったので、後輩が体調を戻すまでは、はるおが仕事を肩代わりしようと決めたのでした。
仕事が倍に増えたわけですから、なかなか困難な状況ではありましたが、幸いはるおは仕事の効率化が得意な人間です。
2倍の仕事量を1.2倍くらいの作業時間で納め、なんとかやりくりしていたところ、なんだか周りからの評価が高くなっているのでした。
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