この話の続きです↓

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個人主義で協調性のないはるおにとって、田舎という独自の文化やルールを持つ世界はひどく生きづらいものでした。

地方では年寄りも多く、昭和の価値観をさも正しいことのように押し付けてきます。

多様性などというものを学んだこともない人たちですから、そもそも話など噛み合うはずもありません。

「俺が常識である。正しいのである。」の一点張りです。

若い世代に対し、頭ごなしに俺の常識を叩きつけて、それでも許されると思っているようです。

自立し、社会に居場所をつくり、仲間もいるはるおは、そのような圧迫から距離を取ることが可能なのです。

都会にはたくさんの人がいて、探せば仕事だっていくらでもあります。

価値観と合わない人とは距離を取ることが可能ですし、自分と近い考え方をする人を見つけることも、田舎と比べて容易なのです。

かつて田舎の小娘だったはるおは、今では都会の距離感に安堵するのでした。